男の子?女の子?

赤ちゃんの性別が変わることはある?エコー判定が外れる確率

「女の子と言われたのに男の子だった」はなぜ起きる?赤ちゃんの性別そのものは変わらず、変わるのはエコーの判定です。週数ごとの正解率を研究データで示し、外れやすいケースと確かめ方を解説します。

この記事は一般的な情報であり、医学的なアドバイスではありません。ご自身の妊娠や健診については、主治医や助産師にご相談ください。

赤ちゃんの性別そのものが妊娠の途中で変わることはありません。変わるのは、エコーで見た「判定」のほうです。研究では、妊娠11〜13週ごろの判定は5〜9割ほどしか当たらない一方、妊娠中期以降に技師がはっきり判定できた場合はほぼ外れていません。早い時期に聞いた性別があとで変わったのなら、多くは最初の判定が早すぎたか、見えにくかったためと考えられます。

性別は受精のときに決まっていて、途中で変わらない

赤ちゃんの性別は、受精したときに父親から受け継ぐ性染色体がXかYかで決まります(MedlinePlus Genetics)。その後、おなかの中で外性器の形ができあがっていき、米国のクリーブランド・クリニックによると妊娠14週ごろに形がそろいます(Cleveland Clinic)。

つまり、「性別が変わった」と感じるケースの多くは、形がまだ小さく、男女の差がはっきりしない時期にエコーで判定したことが原因です。

週数ごとの判定の正解率

エコーで性別を判定したときの正解率は、週数が進むほど上がります。出生後の性別と照らし合わせた2つの研究の結果を並べると、次のとおりです。

週数 ブラジルの研究(592人) オーストラリアの研究(640人)
11週 72% 54%
12週 85% 77%
13週 89% 79%
妊娠中期・後期 — 判定できたケースはすべて正解

出典:Schuppほか、2001年、Kearinほか、2014年

オーストラリアの研究では、妊娠中期には215人中214人で性別を判定でき、判定したものはすべて合っていました。一方で11週の判定は当てずっぽうと大きく変わらず、著者らは12週より前の判定は控えるべきだとしています。同じ研究では、早い週数ほど男の子の判定が外れやすい傾向も見られましたが、統計的にはっきりした差とまではいえない結果でした。

判定が変わりやすい5つのケース

性別の判定が外れるのは、エコーで見えている形がまぎらわしいときです。

  1. 週数が早い。 11〜13週ごろは、外性器のもとになる小さな突起の「向き」で見分けるため、角度しだいで判断が分かれます。
  2. へその緒が脚のあいだにある。 出っぱりのように見えて、男の子と判定されることがあります。
  3. 脚を閉じている、向きが悪い。 はっきり見えないまま「たぶん」と伝えられたケースは変わりやすくなります。
  4. むくみで形がふくらんで見える。 女の子の外性器がふくらみのように見えることがあります。
  5. 一度しか見ていない。 健診ごとに見え方は変わるので、1回だけの判定は確実とはいえません。

エコーで男の子・女の子がどう見えるかは赤ちゃんの性別はエコーでどう見える?で詳しく解説しています。

判定を確かめるための聞き方

性別を聞いたら、どのくらい確かなのかもあわせて聞いておくと安心です。

  • 「何週で見た判定ですか?」 早い週数なら、次の健診でもう一度見てもらいましょう。
  • 「はっきり見えましたか、それとも『たぶん』ですか?」 医師の言い方で確かさは変わります。
  • 「次の健診でも確認してもらえますか?」 2回続けて同じ判定なら、かなり安心できます。

なお、健診のエコーは、赤ちゃんの発育や胎盤の位置などを確かめるためのものです(厚生労働省)。英国の公的な案内でも、性別を知ることは妊娠中期のスキャンの目的ではないとされています(GOV.UK)。性別が見えなかったときは、次の機会を待ちましょう。いつごろわかるかの目安は赤ちゃんの性別はいつわかる?にまとめています。

ベビー服や発表は、判定が確かになってから

性別に合わせた準備は、妊娠中期以降に判定が確かになってからにすると、買い直しを防げます。ベビー服や名前の候補は、まずはどちらでも使える色やリストから始めておくと気が楽です。

家族へのジェンダーリビールも、判定が確かになってからが安心です。アイディアはジェンダーリビールのアイディア集で紹介しています。まだ性別を知らない、生まれるまで聞かないと決めたふたりには、SeeMyBabyのジェンダーリビールで、ピンクか水色の風船でAIの推測を発表するお遊びもあります。これはお楽しみのAIの推測で、医学的な結果ではありません。

出典

パパ・ママからよくある質問

赤ちゃんの性別が途中で変わることはありますか?

性別そのものは受精のときに決まっていて、途中で変わることはありません。変わるのはエコーでの判定で、早い週数や見えにくい状態での判定ほど外れやすくなります。

エコーの性別判定が間違う確率はどのくらいですか?

研究では、11週ごろの判定は5〜7割程度、12〜13週でも8割前後から9割弱の正解率でした。妊娠中期以降に技師がはっきり判定できた場合は、ほとんど外れていません。

女の子と言われたのに男の子だったのはなぜですか?

早い週数で、男の子の外性器がまだ小さく見えにくかったり、角度の関係で女の子のように見えたりした可能性があります。逆に、へその緒が男の子のように見えて判定が変わることもあります。

何週で聞いた性別なら確定と考えていいですか?

一般的には、体のつくりを詳しく見る妊娠20週前後に、はっきり見えたと言われた判定が目安になります。気になるときは、次の健診でもう一度確認してもらいましょう。

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Sarina GomezSeeMyBaby 編集者

Sarina Gomez(サリナ・ゴメス)はSeeMyBaby編集チームのペンネームです。

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